森田の映画記録

観た映画を記録していきます。

17 マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル(Nativity!) / デビー・イシット

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こないだザ・ギフト観たので、クリスマス映画観よう! と思って、前から観よう観ようと思ってたマーティンフリーマン主演の映画を観ました。

 

むちゃくちゃよかった・・・。子持ちの方はぜひ観てほしいし、子持ちじゃなくても子供大好きな人は見て損なし。小さな恋のメロディとか好きな人は好きなんじゃないのかなあ。とにかく10歳前後の子供たちがワラワラと楽しそうに歌ったり踊ったりしてるところが最高。

 

マーティンフリーマン、子供たちにめちゃめちゃ懐かれていて、普通にいい人なんだろうなあこの人・・・と思った。この人「破天荒な人に振り回される常識人キャラ」っていうか、破天荒な人に憧れがあるし、自分では自分のことを普通の人間だと思ってるんだけど、実は全然普通じゃないキャラ、みたいなの死ぬほど似合うなあ。しみじみと、シャーロックのキャスティングはよかったなあ・・・。あのキャスティングした人天才なんじゃないの? 銀河ヒッチハイクガイドの映画バージョンもう一回見たいなあ。

 

もうこのハッピーな動画サムネから分かる通り、なんやかんやあってクリスマスの劇をみんなでやるぞ〜! みたいな、子供版gleeって感じなんだけど。いいのは、みんながみんな歌とかダンス激ウマっていうんじゃなくて、あんまり上手じゃない子もいるっていうのがよかった。上手じゃないなりにキラキラ楽しい感じで踊るの。癒されまくった、この映画からはマイナスイオンが出ている。

 

悪役(っていうほどではないけど)がちゃんと「楽しくやろうぜ!」って許されてるのもクリスマスのミラクルって感じでホッコリ。1年ずっとクリスマスだったらいいのにね。

 

この映画の一つの筋として、「期待されてない子供たちでも、期待されて褒められて必要とされれば輝けるよ」みたいなのがあるんだけど、こういう主題はハノーバー高校落書き事件簿とかとも通じるところがある。ていうかまあ、よく言われることではあるけども。期待されてないときに、それでも自分の力で真価を発揮するってすごく難しいよなあ。gleeがあれだけパワフルなのは、「どうせあんたたちなんてLoserなんでしょ?」っていう負のレッテルをはねのけるためにはあれぐらいの実力がいるんだっていう悲しさでもある。