9 イントゥ・ザ・ウッズ / ロブ・マーシャル
美女と野獣とか、大成功だったじゃないですか。グリム焼き直し系ミュージカル、いいんじゃないのと思って、観たんですよ。なんかこの映画は全然よくなかったですね。
メリル・ストリープがすっごい良かった。メリル・ストリープは観るたびに違う人みたいで本当にすごい。なんか観たことあるような気もするけど違うかな〜って思ってあとで調べるとメリル・ストリープ、みたいなことが多い。
アナ・ケンドリックが出演している映画は基本的にちょっと苦手なのかもなあと思ってしまった。なんていうの。「あ〜なんかあなた方の言いたいこと分かるんだけど、その伝え方だと全然なんか心に入ってこないわごめん〜」みたいな映画にばかり出てない? ピッチ・パーフェクトとか、いまだになんであんなにヒットしたのか分からないもんな。そりゃああの当時はglee的なものを求めていたから、gleeと比較してしまったけど。。
●いい点
・「女が男と恋愛関係におちいったのでメデタシ」とせず、同じ苦難を乗り越えた人同士でファミリーを形成したのでメデタシ、とした点
・みんな楽しそうに歌を歌いまくる点
・メリル・ストリープの演技が凄まじい点(途中退場するからちょっと残念)
●悪い点
・死ぬのが全員女
・苦痛を被るのが全員女
・父親が、首も座らない息子の育児を放棄するも、自分の父親に「俺よりいい男になれよ」と言われて息子を育児してやるぞ〜!と一念発起すること
・浮気してしまったけど浮気したから夫の大切さに気づけた妻が5分ぐらいずっと「浮気してしまった〜」みたいなことを歌ったすえ、サッと死ぬ
・ラプンツェルと恋に落ちる王子、ラプンツェルの髪をマジで雑に扱う
・まさかの「親の行いを子供は見ているよ」という曲でのエンド(途中で「親だって間違えることはある、でもあなたは一人じゃない」とか歌ってたのになんでそういうオチになる?
以上です。ジョニデは腹を裂かれて死んだ(狼なので)。